試合速報
2010年 第3戦
2010/4/11 東京健保大宮運動場
プレ・シーズンゲーム 戸田橋ポロリンズ戦
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 Result
ジュピターズ 2 3 1 1 2 1 0 0 0 10
ポロリンズ 0 0 1 0 2 0 5 0 0 8
★勝利 岡村 1勝   ★セーブ 高橋 1S   ★三塁打 岡村   ★勝利打点 なし

2週間前と一転!今度は気温20度超えの大宮!
満開の桜に見守られて岡村 志願の初先発!
堂々のピッチングを披露!
打っても走っても岡村が大活躍!
鈴木が1回をホールドするも三輪はまたまた大誤算!
最後は高橋が貫録のノーヒットピッチ!
3試合目で20周年記念シーズン初勝利!

2週間前の3月28日、チーム創設20周年記念シーズンの開幕を迎えた時、大宮の気温は10度にも満たない極寒の中、ガマン大会のような開幕戦だった。翌週のSリーグ開幕の三郷も冷たい風が吹く厳しい寒さの中での戦いだった。しかし、この日の大宮は試合開始と同時にグングンと気温が上昇し、20度を超える暑さの中での消耗戦となった。2週間前、ほとんど咲いていなかった桜の花も、まるでチームの20周年記念を祝ってくれるかのように満開を迎えていた。開幕2試合を消化してまだ勝利のないジュピターズ、満開の桜の中での今季初勝利を目指したが、先発を予定していた長谷川が体調不良により急遽、欠場のアクシデントに見舞われる。高橋の先発を考えたが、ここで岡村が自ら先発を志願。今後の投手陣強化のため、岡村通算3度目の登板は初めてキレイなマウンドに登ることになった。
初回、ジュピターズは先頭の岡村が四球で出塁すると、すかさず二盗。さらに三盗の時に捕手が三塁手へ悪送球、その間に楽々とホームを踏んで打者1人で先制点を挙げる。その後も相手投手の制球の悪さを見逃さず、連続四球を選び、西浦の内野ゴロの間に1点を追加した。そのまま一気にたたみかけたかったが三者残塁で2点しか奪えず打線のつながりの悪さを露呈した。だが2回、連続四球のランナーで全ての塁を埋め、岡村が2点タイムリーヒットを放って追加点。さらに押し出し四球もあり、この回3点を加え、3回にはヒットの伊藤と連続四球で再び満塁のチャンスを迎え、北島の内野ゴロの間に1点。4回は死球で出た岡村が二盗、三盗、さらに高橋が浅いセンターフライを打ち上げるも果敢にタッチアップし、見事に生還して1点を追加した。5回は昨年のMVP&三冠王の佐藤がセンター前に抜ける今季初ヒットを放つ。これを中堅手が後逸した間に佐藤は三塁まで達し、西浦の内野ゴロの間に生還して1点を奪ってリードを広げた。
志願の初先発となった岡村は初回から北島のミットめがけて飛ばした。初回、いきなり先頭打者を味方のミスで出すが、オーバーランしていたランナーを見逃さず、冷静にアウトにすると後続も打ち取って無難な立ち上がりを見せた。しかし3回、2四球やワイルドピッチでランナーを三塁まで進ませてしまい、次打者にセンターへ犠牲フライを打たれて1点を献上。さらに打順が3巡目となった5回、最初から飛ばしてきたためスタミナ切れもあって4本の長短打を連打で浴びるが左翼を守っていた高橋の強肩にも助けられて2失点で済み、及第点である5イニングを投げ切った。結局、岡村は4回まではノーヒットに抑えたものの、5回につかまり計3失点。しかし5ヶの三振を奪うなど、常に打者に向かっていく強気な姿勢を見せて今後のピッチングも期待できる内容だった。
岡村が5回を投げ切った直後の6回表、一死から後藤がヒットで出塁し、続く岡村は打っても大活躍で左中間を真っ二つに破る長打を放つ。後藤が三塁も蹴ってホームを狙うがホームでタッチアウトとなるものの、打った岡村は三塁へ達し、さらに本盗を敢行して見事に1点を追加。ついに得点を今季初の二桁である10点にした。まさに岡村は投打走すべてに大活躍の試合であった。
6回から今季初出場の鈴木がマウンドへ登り、1安打、2四死球で満塁のピンチを迎えたが、強気のピッチングで三振を奪って三者残塁として追加点を許さず見事にホールドしてマウンドを三輪に譲る。7回から登板の三輪だが、昨年4月19日のSリーグ第二節クールナイツ戦の先発以来となる登板になった。この時は僅か一死しか取れず9四死球と大乱調で敗戦投手にもなったが、捲土重来の気持ちで約1年ぶりの登板となった。簡単に一死を奪い、その後に2四球あったが次打者から三振を奪って二死まで取る。だが、そこから再び悲劇が起こり、なんと二死の後に1安打1四球4死球と大乱れで一挙5点を献上してしまい、点差を2点差とされたところで三輪を諦めて高橋をマウンドへ送った。二死満塁で一打同点、いや逆転も考えられる場面だったが、さすがエースの貫録、高橋は冷静に三振を奪ってピンチを切り抜けた。結局、高橋は残り2イニングも四球で1人ランナーを出しただけのノーヒットピッチングを披露し、試合は10対8と逃げ切って勝利。20周年記念シーズン3試合目にして今季初勝利を挙げた。
5回まで投げた先発の岡村は嬉しい初先発初勝利である。初先発初勝利の偉業は2000年9月に仁上が初先発初勝利を挙げて以来チーム5人目となる。しかし長いジュピターズの歴史を紐解いても村田、手塚、松原、久保田、鈴木、高橋、長谷川などエースと呼ばれた歴戦の投手たちも初先発初勝利を挙げることはできなかった。この試合は、まさに岡村のための試合だったのかもしれない。投打に大活躍だった。

開幕戦はサヨナラ負け、2試合目は何とか引き分けと20周年記念シーズンは最初から産みの苦しみを味わったが、3試合目にしてようやく今季初勝利。過去20度のシーズンでは最低でも2試合目までに年間初勝利を挙げていたため、3試合目で勝利を挙げた今シーズンは年間初勝利最遅記録となってしまった。だが、この1勝を皮切りとして、シーズン終了後に誰もが楽しかったと言える20周年記念シーズンを、みんなの力を合わせて戦っていこう。そうすれば前人未到のSリーグ3連覇は必ず付いてくるはずだ。


※初先発初勝利投手
・三笘 1990.11.23 対ダイナマイツ 完投勝利
・菊池 1995.5.4 対デンジャラス 5回を投げ勝利投手
・則   1995.5.21 対バブルス 完投勝利
・仁上 2000.9.3 対マリナーズ(第8回紅葉杯) 完投勝利
・岡村 2010.4.11 対ポロリンズ 5回を投げ勝利投手

★他の投手の初先発の結果
・手塚 1990.5.4 対ロードスターズ 7回完投するも引き分けのため勝敗つかず
・村田 1990.8.19 対ロードスターズ 9回完投するも敗戦投手
・松原 1995.10.22 対ホワイトソックス 5回を投げて降板、引き分け勝敗つかず
・久保田 1996.6.16 対ベルメッツ 3回を投げて降板、勝敗つかず
・鈴木 1997.8.10 対ゼファーズ 7回完投するも敗戦投手
・高橋 2000.8.27 対ゼファーズ(第8回紅葉杯) 完投するも敗戦投手
・長谷川 2003.11.9 対ピクルス 4回投げて降板、勝敗つかず

守
備
名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 1 2 3 4 5 6 7 8 9
157 岡村 5 3 2 2 2 0 4 0 四球 中安 … 死球 … 中3 … … 一飛
721 高橋 4 0 0 1 3 0 2 0 四球 四球 … 中犠 … 四球 … … …
31D5 三輪 4 2 0 1 2 1 0 0 四球 四球 … 三振 … 三飛 … … …
8 佐藤 4 3 1 0 1 0 0 0 四球 三ゴ … … 中安 … 二飛 … …
515D 鈴木 4 4 0 0 0 0 1 0 投ゴ 三ゴ … … 二失 … 投ゴ … …
D3 西浦 4 4 0 2 0 0 0 0 投ゴ … 二ゴ … 一ゴ … 一ゴ … …
6 伊藤 4 3 2 1 1 0 2 0 四球 … 中安 … 中安 … … 捕飛 …
4 菊池 4 2 0 0 2 0 1 1 中飛 … 四球 … 四球 … … 三ゴ …
9 箕浦 4 2 1 0 2 1 0 0 … 四球 四球 … 三振 … … 三安 …
2D2D 北島 4 3 0 1 1 0 0 0 … 四球 三ゴ … 三ゴ … … 投ゴ …
D2 則 4 4 1 0 0 0 0 0 … 三飛 三ゴ … … 投ゴ … … 左安
D 後藤 4 2 1 0 2 0 1 0 … 四球 … 四球 … 右安 … … 投ゴ
合計 49 32 8 8 16 2 11 1 試合時間2時間30分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
○ 岡 村 5 23 4 5 4 3 5.00 84
H 鈴 木 1 6 1 2 2 0 0.00 28
三 輪 2/3 10 1 1 7 5 52.50 33
S 高 橋 2 1/3 8 0 2 1 0 2.86 31